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雪解けの子ども遊び(あらぐさ抄) | 高橋実の本棚

あらぐさ抄(長岡よみうりのコラム)column

雪解けの子ども遊び あらぐさ抄

 

雪解けの子ども遊び

 雪解けの季節を迎えた。今年は小雪で旧市内ではどこも雪を見ることができない。
 今から60年前の子どもの頃、雪解けの頃、土の上を歩くことが楽しかった。真っ先に土が出たのは橋の上だった。子ども達は土が出た橋の上に集まって様々な遊びをした。その遊びの種類もすっかり忘れてしまった。「五十歩百歩」と呼んでいたようだ。二人が組になって遊びの本部でじゃんけんする。グー・チョキ・パーという呼び名は後から入ってきた言葉で、あの頃、パーは風呂敷、グーは石、チョキは鋏だった。これで勝った数だけメンバーのもう一人の仲間が歩いて、早く本部に戻れたチームが勝つ遊びだったような気がする。風呂敷が何歩で石が何歩、地鋏が何歩か忘れてしまった。ついでながら父母の時代にはじゃんけんはチッケットと呼んでいたという。ジャンケンは新しい呼び名のようだ。
 さて、もう一つ「石けり」がある。数メートル離れた相手の陣地に置かれた石に向かって石を投げて当てる遊びだった。自分愛用の平たい石を持っていて、それを頭に載せて相手の陣地に運ぶあそびだった。
 今、子供たちが外で遊ぶ姿が見えない。(みのるん)

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