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カタカナの「ウ」に濁点が付いた字(あらぐさ抄) | 高橋実の本棚

あらぐさ抄(長岡よみうりのコラム)column

カタカナの「ウ」に濁点が付いた字 あらぐさ抄

 

カタカナの「ウ」に濁点が付いた字

 外国の名称を外務省などが表記する際、現在2つの国に使われているカタカナの「ウ」に濁点をつける表記を4月から変更する法案が3月19日の衆議院本会議では改正案の採決が行われ、全会一致で可決された。
 外国の地名だけではない。英語の「V」を表現するにかつては「ヴ」の字を用いていた。バイオリン、ベートーベンなどには「ヴァイオリン」や「ベートーヴェン」と表記されていた。
 外務省などが使っている外国の名称は、原則「在外公館名称位置給与法」で定められた各国の大使館の名称がもとになっているという。
 今の国会に提出された法律の改正案は、カリブ海東部の島国「セントクリストファー・ネーヴィス」と、アフリカ西部の島国「カーボヴェルデ」の大使館名の表記のうち、濁点をつけた「ウ」を新年度の来月から「ビ」と「ベ」にそれぞれ変更するというものである。
 若い世代の人にはこの「ヴ」の読み方を知らないだろう。筆者のパソコンでもこの「ヴ」字が出てこないやむなくネットの文字をコピーして使った。(ひこぜん)

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