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お盆の「かがみえご」(あらぐさ抄) | 高橋実の本棚

あらぐさ抄(長岡よみうりのコラム)column

お盆の「かがみえご」 あらぐさ抄

 

お盆の「かがみえご」

 8月11日 県立歴史博物館大楽さんが電話してきた。小国ではお盆の精霊棚に「えご」を上げますかという。そういえば父の時代「かがみえご」を仏壇に挙げた記憶がある。海藻えごのり(えご草)を皿に入れて仏壇に上げた。妻にかがみえご作ってみないかと問いかけると作ってみようという気になったようだ。十日町市生まれの妻も「えご」の事は記憶にないという。あちこち電話して作ることにした。スーパーに「えご」が袋詰めして売っていたという。
 8月13日 大楽さんはじめ3人で我が家を訪ねてきた。県立歴史博物館友の会「越後えご保存会」の名刺を頂いた。えごは越後の食文化の継承と普及を願って活動しているという。えごは越後の夏の伝統食。「えご」には黒と白の二色があるらしい。そういえばえごを煮詰めて四角の容器にいれ、羊羹のように切って、からし味噌をつけて食べた記憶がある。それを皿にいれたものが「かがみえご」。お盆のお供え物の中心であったという。
 それにしても「かがみえご」とはなにか。正月の「かがみもち」に対応する語ではないか。(みのるん)

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