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あおり運転(あらぐさ抄) | 高橋実の本棚

あらぐさ抄(長岡よみうりのコラム)column

あおり運転 あらぐさ抄

 

あおり運転

 最近「あおり運転」という語をしきりに聞く。「あおり運転」とは自動車などの運転中に車間距離を極端に詰めたり幅寄せを行ったりする行為をいう。これで相手の車に恐怖感を与えたり、相手とトラブルになって、相手を殺傷させたりする。
 運転していると確かに後ろにピッタリついてくる車があると、気になる。時には警笛を鳴らされると、さらに動揺する。そういう時には脇によけて先に行ってもらうことにしている。法定速度を守っていても、なお早く行けとパッシングされることがある。
 人は車を運転している時は、気が大きくなる心理傾向がある。車は自分の思い通りに動く鎧のようなもので、自分が守られている空間であるからこそ気が大きくなる。したがって、自分の思い通りにならない時は、些細なことでも怒りの感情が現れやすいとされている。よく「ハンドルを握ると性格が変わる」といわれるのもこのためだ。日常は穏やかな性格で人と接していても、ひとたび車のハンドルを握ると性格が変わったように前車の運転が気になる人がいる。
 車の運転は相手への思いやり、譲り合い、そして左側走行をきちんと守って走ることが基本であろう。(みのるん)

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