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加齢化の行方(あらぐさ抄) | 高橋実の本棚

あらぐさ抄(長岡よみうりのコラム)column

加齢化の行方 あらぐさ抄

 

加齢化の行方

 9月16日は敬老の日であった。筆者も来年80歳の大台に突入する。そこで我心身の加齢化を振り返ってみることにする。
 第一はことばが出て来ないことである。人の名前、地名など人と話していると言葉が出て来なくてもどかしい思いがする。それも特定の人の名前で初めて会った人の名などをすぐ忘れてしまう。それと同時に人の顔も忘れてしまう。相手は親しく話しかけてくるのに、こちらは相手の名前を忘れて、改めて「どなたさんでしたか」と聞くのも失礼で、適当に話を合わせて答えている。
 第2は片足で立つとふらふらしてしまうことである。体力測定で片足立ちの時間を計測するが、30秒で足が震えてしまって立てない。靴下を履くのに立ったまま履けない。
 第3は方向感覚の衰えである。知らない店や知らない土地を訪ねて店から出てくるとき別の方向に歩き出してしまう。途中で方向を間違えたことに気づいて慌てて引き返す。
 こうした加齢化の障害はこれからますます増えてゆくに違いない。しっかりとそれに対処する心構えをつけてゆきたい。(みのるん)

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