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楢沢川一掬−長岡市小国町楢沢集落史 | 著書紹介

著書紹介book

『楢沢川一掬−長岡市小国町楢沢集落史』を紹介します。

楢沢川一掬−長岡市小国町楢沢集落史  高橋 実/著

楢沢川一掬−長岡市小国町楢沢集落史
初めに

 長岡市小国町楢沢は、旧刈羽郡小国町の渋海川右岸、上小国地区の入口に位置し、東は小千谷市と境を接する。この境界に位置する八俵山から流れ出る川が楢沢川である。楢沢集落は、この川沿いに東西に延びた集落で、私はこの楢沢に生を受け、この地に住み続け、七十歳の古稀を迎える。七十年の年月の流れはすさまじい。様々な歴史に棹差しながら「灯台下暗し」自ら立つこの楢沢を知らない。小国の各地では、それぞれの集落の歴史の書物が出ているのに、楢沢にはない、この地はどこから来てどこへ行くのか。六十余戸の世帯は、益々老人世帯、一人暮らし世帯が進行し、あと十年後、二十年後の姿を思い浮かべるとぞっとする。今書き留めなければますますこの己が立つ場所はわからなくなる。これからの楢沢に生きてゆく人はさらにさらに藪の中に生きてゆくことになる。今知っていること、知りたいことをまとめてみよう。この思いは加齢にしたがってますます募るばかりだ。そうかといって、人の手をわずらわせるのは、気がひける。己が知りたいことは、人の手を煩わせることなく、自ら解明するに越したことはない。ただし、独りよがりになることは避けたい。人の教えを受けつつ、自らの手でまとめたい。
 こんな思いでこの書物をまとめることにした。名付けて「楢沢川一掬(いっきく)」、この書は楢沢の生みの親たるこの川の水をほんの一(ひと)掬(すく)いしただけの書物に過ぎない。時には氾濫して災害をもたらすことがあっても、楢沢集落が、この川から受けた恩恵は計り知れない。楢沢の五十ヘクタールの水田を潤すのみか、下流の上岩田、新町、相野原までもこの川の恩恵を被っている。この川はわが楢沢集落の親なる川である。この本が楢沢に住む人、楢沢に住んだことのある人にどう読んでもらえるか、喜んでもらえる本であればこれほどうれしい事はない。

平成二十二年三月初めに
今は上岩田の番地にすむ住人  高橋 実


 
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<本の事項>
書 名:楢沢川一掬−長岡市小国町楢沢集落史
書名よみ:ナラサワガワ イッキク : ナガオカシ オグニマチ ナラサワシュウラクシ
著者名:高橋 実/著
出版社:雑草出版
出版地:長岡
出版年:2012.8.(平成24年8月1日)
ページ数:168p
大きさ:26cm
定 価:1000円

 

・ご購入を希望の方は高橋実(0258-95-2340)までお問い合わせください。