本文へスキップ

小国氏伝説 | 著書紹介

著書紹介book

『小国氏伝説(おぐにしでんせつ)』を紹介します。

小国氏伝説  石川堅士/画・小国町歴史ロマンを語る会/脚本

あとがき
歴史ロマンを語る会 山崎正治

 小国氏に関心を持つようになってからもう随分長い年月が経過した。中世の山城小国氏伝説歩きに興味を持ち、中越を中心に歩きまわった。小国地区にも約三十ヶ所程の城館跡があるが、大なり小なりその城歴に小国氏が登場する。
 しかし一口に小国氏と言っても平安末期から現在に到るまで延々約八○○年の歴史があるわけで、その全容を捉えることはなかなか容易なことではない。分ったつもりが実はそれ程分っていないのである。特に南北朝時代の小国政光に到っては、既存の文献そのものが北朝側の軍忠状に散見するもので、従って断片的な捉え方しかしていない。
 今般こうしてまんが本にまとめてもらって、漸く小国氏の全容が掴めたような気分になれた。このまんが本を広く皆さんが読むことによって名族源姓小国氏について一層深い興味関心を持つていただけると思う。それがひいては愛郷の精神に連なり、郷土発展の絆となることを念願して止まないものである。

 
「小国氏伝説」を描き終えて
漫画家 石川堅士
小国氏伝説

 はじめまして、新潟でほそぼそとマンガを描いています石川です。この度「小国氏」についてマンガを描いてみませんか?と、"歴史ロマンを語る会"の高橋先生からお話を頂いた時、いちもにもなく引き受けいたしました。この仕事に就いた時から地元の事をマンガにしたい!いつも見慣れている風景の中に色々な歴史がある、自分の生まれた土地に誇りを持ってほしい!(ちょっと大げさですが)そんな風に考えていたからです。
 …ところが、去年の春に依頼を受けて、…夏を楽しむ余裕もなく、今は二回目の初秋の風を感じる九月になってしまいました。まさしく怒涛のような一年が、そのときからスタートしたのです!とにかく、まず最初に石川がした事は、資料を調べ歴史には残されていない"穴"を見つける事でした。歴史上の人物をマンガにする時に気をつけなければいけない事は"史実にある事を曲げてはいけない"という事です。(当然ですが)しかし、だからといって、史実だけを伝えるのでは情報の伝達でしかありません。マンガはエンターテイメントです。"作家の妄想の入る余地を探す"そこからが始まりでした。幸い?今回の登場人物、頼政・頼行・頼継・政光・実頼は肖像画が残っておりません。…ので、ここは申し訳ありませんが、楽しく作らさせていただきました。随分と作家の想像が、いや妄想が暴走しているな!…っと、感じた方もいらっしゃるかと思われますが、ただし、勝手な歴史の歪曲はしていない!という事はご理解していただきたいと存じます。
 しかしここで、あってはいけない事が…、想像が膨れ、話自体も膨れていき、当初予定していたページ数を大幅に超える事態になってしまったのです。また、作家の技術の無さから実際原稿に入ってから、あろう事か締切が二ヶ月も延びてしまうという大失態をしてしまいました。関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。この場をお借りしてお詫び申しあげます。大変中し訳ございませんでした。
 また、いつも暖かく励ましてくださいましたあかつき印刷執筆アドバイザーの高橋先生、編集の関さん、本当にありがとうございました。心より感謝いたしております。お二人がいなければ、この仕事が、この様なカタチになる事はなかったと思います。今ここで高橋先生、関さんに一番言いたかった言葉を言わせていただいて、あとがきを閉めさせていただきたいと思います。
 「原稿あがりましたよ!」


小国氏伝説―流れは絶えることなく―目次

プロローグ 流れは絶えることなく
第一章 小国への道(おぐにへのみち)源頼政(みなもとのよりまさ)・源頼行(みなもとのよりゆき)
第二章 誉れの弓勢(ほまれのゆんぜい)小国頼継(おぐによりつぐ)
第三章 南風競わず(なんぷうきそわず)小国政光(おぐにまさみつ)
第四章 小国から大国へ(おぐにからおおくにへ)大国実頼(おおくにさねより)
エピローグ 絶えざる流れ
資料編

 
<本の紹介>

タイトル:小国氏伝説
タイトルよみ:オグニシ デンセツ
編著者:小国町歴史ロマンを語る会/脚本
編著者:石川堅士/画
出版地:長岡市
出版者:小国町歴史ロマンを語る会
出版年:平成18年9月29日
ページ数:151p
大きさ:21cm
価格:1000円

◇ご協力いただいた方々
 新潟市岩室地区公民館
 石瀬、岩室史跡保存会
◇小国町歴史ロマンを語る会
 会長 北原 勲
 会員 細井良雄 中村満 他
 監修 山崎正治
 事務局 高橋 実


 

・ご購入を希望の方はあかつき印刷(0258-46-9393)までお問い合わせください。