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木喰仏を巡る旅(大崎院) | 著書紹介

著書紹介book

木喰仏三十五体の大群像の一部

小千谷市小栗山 小栗山木喰観音堂 木喰仏三十五体の大群像の一部

『木喰仏を巡る旅―越後佐渡 ほほえみの仏たち』の内容の一部です。

大崎院(南魚沼市)

大崎院(だいきいん)

正圓寺  大崎院は、南魚沼市旧大和町大崎、八海山の麓にある修験の寺である。大崎は八海山信仰の中心地。八海神社を本部として毎年登山を兼ねた八朔(はっさく)祭りが行われる。大崎院の建物は民家風で寺院とは異なった趣のたたずまいで、大崎院開山以来、八海山提頭羅神王(だいずらしんのう)を賜り、脇立本尊として仏像を置く。大崎院には大黒天(文化二年=1805=八月、七十七センチ)大山不動尊(文化二年八月二十七日、百十センチ)、吉祥天(文化二年八月二十八日、六十七センチ)の三体の木喰仏が安置されている。三体とも黒くすすけているのは家の中で護摩をたいたためである。護摩をたくというのは、密教で護摩壇を設けて護摩木をたき、息災、増益、降伏などを本尊に祈ることをいう。
正圓寺  俵に乗った大黒天は、鬚(ひげ)を垂らしている。吉祥天は衆生(しゅじょう)に美と福をもたらすという言い伝えのままの優しい表情である。吉祥天は東頸城(ひがしくびき)の大平の個人宅の一体など、全国で六体ほど残っているが、その中で最後に刻まれたのがこの吉祥天である。


 
※ 木喰仏の写真は本書をご覧ください。
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<本の事項>
書 名 木喰仏を巡る旅
副書名 越後佐渡 ほほえみの仏たち
著者名 高橋 実/著
    大久保 憲次/監修
出版社 新潟日報事業社
出版地 新潟
出版年 2011年
定 価 1600円+税
ISBN 978-4-86132-441-3


※ 『木喰仏を巡る旅』目次のページをご覧ください。

 

長岡市白鳥 真言宗豊山派寶生寺 三十三観音の大群像の一部

長岡市白鳥 真言宗豊山派寶生寺 三十三観音の大群像の一部(下段中央は木喰上人自刻像)

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