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木喰仏を巡る旅(中島家) | 著書紹介

著書紹介book

木喰仏三十五体の大群像の一部

小千谷市小栗山 小栗山木喰観音堂 木喰仏三十五体の大群像の一部

『木喰仏を巡る旅―越後佐渡 ほほえみの仏たち』の内容の一部です。

中島家(南魚沼市)

中島家(なかじまけ)

中島家  旧塩沢町は越後から江戸に抜ける三国街道筋にあたっている。町の中心街は江戸末期に「北越雪譜」という本を執筆した鈴木牧之にちなんで牧之街道と名付けられ、当時の街並みが再現されている。中島家はその通りに面して商事会社を営む。中島家ここに明見菩薩(みょうけんぼさつ)(文化二年=1805=九月十六日、三十六センチ)の木喰仏が残されている。 明見菩薩とはすなわち妙見で、妙見菩薩のことと思われる。北斗七星を神格化したもので、災いを除き、眼病を平癒(へいゆ)するという仏である。生年によって決定する北斗七星が運命をつかさどるという信仰は民間で広く流布しており、そうしたものを土台に造像したものと思われる。木喰が明見菩薩を刻んだものは全国でもここしかない。手に宝珠(ほうじゅ)を持ち、すべての悟りを包み込み大らかな笑いをたたえている。旧塩沢町吉里十王堂に安置されていたものを譲り受けたといわれる。


 
※ 木喰仏の写真は本書をご覧ください。
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<本の事項>
書 名 木喰仏を巡る旅
副書名 越後佐渡 ほほえみの仏たち
著者名 高橋 実/著
    大久保 憲次/監修
出版社 新潟日報事業社
出版地 新潟
出版年 2011年
定 価 1600円+税
ISBN 978-4-86132-441-3


※ 『木喰仏を巡る旅』目次のページをご覧ください。

 

長岡市白鳥 真言宗豊山派寶生寺 三十三観音の大群像の一部

長岡市白鳥 真言宗豊山派寶生寺 三十三観音の大群像の一部(下段中央は木喰上人自刻像)

■木喰仏の本のご紹介