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1994(平成甲戌)年賀状 | 高橋実の本棚

元旦年報(年賀状)New Year's card

元旦年報 1994(平成甲戌)1月1日 14号

 

元旦年報
■輝く銀婚の年に
 われら夫婦は、ことし銀婚の年を迎える。昭和四十五年四月、小国町山田屋旅館で結婚式をあげて、ことしは、二十五年目。ふたりで、小さな旅行をしようと話しあっている。
 長男は、松本で大学院生活。長女は、千葉で、看護系短大生活で家を離れている。家に残ったのは、われら夫婦二人切りになってしまった。
 結婚以来、二人だけの生活は、初めて。五才になる猫のタローと、住みついた隣家の猫チビと一緒のくらし。

■屋敷に植えた銀杏に実が
 二十五年前、与板の苗木市から、リュックに入れて買ってきた銀杏の木が、去年秋、はじめて一粒の実をつけた。専門家に聞くと、冷たい夏で、早く子孫を残そうとしたためだという。今年から、どれくらい実がつくか、楽しみだ。

■ワープロが身近に
 実は、買ったまま、娘にまかせていたワープロを、娘の不在により、ようやく使いはじめ、このごろは、原稿用紙に向かうより、ワープロのキイをたたく生活が身についてきた。

■独身に戻ったよう
松本の信州博覧会にて  茂子は、独身に戻ったような気持ちで、二人ぐらしを楽しんでいる。さびしくなると、実を誘って短いドライブに出る。今までこんなことなかったと思いつつ。

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