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編集後記 | へんなか

編集後記hennaka

へんなか 「編集後記」

編集後記

〇予定より一カ月遅れて、第三号渋海川特集の編集を終えた。この川は、流域に住む人は別として、他地域の人には、なじみの薄い川かも知れない。各地で、川をきれいにして、生活の中に取り込もうとする運動が盛んである。渋海川も、この特集を機会に、よみがえらせることが出来るならばという願いが汲みとってもらえたであろうか。それにしても、急速に集む河床低下は、この川にのみ見られる特異現象なのであろうか。早く手を打ってほしいと思う。シンポジウムは、七十余名の参加を得て、まずまず成功といえる。遠くからおいでいただいたパネラーの方や、暑い中を参加いただいた参加者にお礼申し上げたい。これに併行した渋海川展も多くの出品があり、盛況であった。前頁の出品目録をごらんいただきたい。
〇一月七日、町就改センターにて、「高校生と村の文化を語る座談会」を開催した。若林一郎氏を助言者に迎えて町内のいろいろな高校へ通う人から七名の参加を得て、自由に語ってもらった。明日の小国町を担う、高校生の力に期待したい。こういう会を重ねて、地域の文化ほりおこしのために行動する高校生のさらに広がることを切望してやまない。
〇今号より表紙は、地元切り絵グループが担当することになった。西山三郎氏の指導のもとに、地元にも、こういう人たちが徐々に育ちつつあることは、うれしいことである。
〇グラビア写真も、太郎丸の高橋実さんをはじめとする、地元の写真愛好会の人たちの手をわずらわせた。高橋実さんは、町役場に勤務する。編集子と同姓同名で、年齢も大してかわらず、上の子も高校が同じクラスだった。小さいころから、しょっ中まちがえられてきたが、この高橋実さんも、芸術村友の会の役員でもあり、村芝居の主役をやり、写真や植物の愛好家でもある。最近とみにまちがえられる回数が多くなった。加えて編集子は、小国町では上岩田でなく、楢沢の高橋実で通っており、ますますややこしくなってくる。ある時、二人が同席したとき、太郎丸の丸と高をとり丸高さん、編集子が、楢沢の沢と高で沢高とよんだらどうかと提案したが、まだ定着しないようである。これから、ますますこの同姓同名は、間違えられる回数が多くなりそうである。
〇今月は頁数がかさみ、八百円の定価となったが、おゆるしいただきたい。
〇昨年大みそか、東京の若林一郎氏より太郎丸村芝居のための書き下し台本「梨木観世音由来―木喰上人廻国記より―」が速達で届いた。これが、村芝居に上演されるなら、ことしの太郎丸の村祭りも、にぎわうことになろう。
〇昨年八月下旬胃の手術をした山崎正治会長も、徐々に体力を回復しつつある。今のところ、自宅で静養されているが、そのうちいろいろなところに元気な姿を見せてくれるものと思う。

(楢・高橋実)

<奥付>
「へんなか」―雪国の文化を語る― 第三号    定価 八〇〇円
 一九八九年一月三十一日発行
 編集  「へんなか」編集委員会
     若林一郎 山崎正治 高橋実 片桐三郎 広田忠俊 峰村克夫
 発行者  山崎 正治
 発行 新潟県刈羽郡小国町上岩田五二四  高橋 実方
      「小国芸術村」現地友の会
    〒 九四九−五三
    電話 〇二五八−九五−二三四〇  振替 新潟四−六二五八
 協力  小国芸術村
 印刷所 あかつき印刷(長岡市新産四)   電話 〇二五八−四六−九三九三


 

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