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上小国村青年会報(昭25.6)巻頭言 | へんなか

上小国村青年会報(昭25.6)巻頭言hennaka

へんなか 資料 「上小国村青年会報(昭25.6)巻頭言」

上小国村青年会報(昭25.6)巻頭言       委員長  大塚 誠


 民主々義日本として世にうぶ声を放ち出生より早や五年、然れども政治社会の変動は荒波の如し、茲に二十五年度会報第一号の発刊を見るに当り会員諸君に要望するは、再建途上にある現状を深く認識し青年に与えられた責任を自覚する事で有ります。
 唯未来が青年に属するといふ為だけでなく人生間に於ける修養期で、有ります。青年運動の眼目たる農村文化の向上体育娯楽等の問題は常に吾々の強い欲求で有るなれど現局下に於て容易では有りません。而し難しいからとて失望する事なく不境苦難を耐へ克服する事によって真の修養価値を得、一時の辛苦が将来はやがて目的が達成出来るを確信致します。真の民主的に社会生活する其の教養を高める機関であると云ふ観念に立脚し、青年の美点、尊重すべき強い情熱と互ひの自主性を確立し以て会の主旨に従い、会の独自性はあくまでも尊重し運営を強力に推進したいもので有る。従って会報を通じてお互いの意見を率直に披露し新しき知識を体得する所以からして意義有らしむるべく努て会員諸君の積極的な御協力を切望致します。

(昭25年6月上小国村青年会報より)

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