本文へスキップ

マンガ本「小国氏伝説」出版 | 高橋実のひとりごと

高橋実のひとりごとmonologue

マンガ本「小国氏伝説」に関わって

小国氏伝説 マンガ本「小国氏伝説」が漸く出版された。小国町歴史ロマンを語る会発行である。
わが住む小国の歴史を次の世代の人たちにも知ってもらいたいという願いは、数年前から持っていた。小学校上級生が使う「私たちの郷土おぐに」の副読本は、町の政治や暮らしを一覧できるが、歴史面の記述がなかった。それで、小国の歴史を漫画本にしたらどうかと言う声が出ていた。幸いマンガ本「以仁王伝説」の先例もある。小国は、平安末期源頼政の弟、源頼行が領知して以来、鎌倉、室町、安土桃山の戦国時代まで清和源氏の流れを汲む名族小国氏が支配してきた。その中から、源頼行、頼継、小国政光、大国実頼の4人に光を当てて、記述することにした。漫画家は、新潟市在住の石川堅士氏、あらすじはこちらで作ることにして、内容の詳しいことは一切お任せした。事実だけを羅列してもエンターテイーメントとしての興味が湧かなければ、読んでくれないだろうという石川氏の意見である。ただし、史実に則っていなければ、意味がない。この面で何回も石川氏と話し合いをして、見事に出来上がった。小国政光のかぶき者としての存在なんて石川氏の見事な創造である。漫画家は、絵もさることながら、ストーリーが第一である。ネームが出来上がって、それに職人のような細かい墨つけ作業が待っている。漫画家の苦心の一端を覗いたような気がする。このマンガ本が小国の子供達に読まれて、郷土への愛着心を養ってくれたら、この上なく嬉しい ことである。
小国実頼兄、直江兼続が2009年NHK大河ドラマに登場する事が決定し、びっくりした。小説「天地人」ではこの兄弟が信州松代妻女山から海津城を眺める場面から始まっている。大河ドラマではこの小国実頼がどのように描かれるのか。