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「小国芸術村」友の会年表(小国文化フォーラム前史)

小国文化フォーラムforum

「小国芸術村」友の会年表

1983(昭和58)
8月、 東京前進座支配人西山三郎小国町役場大久保重嗣を訪ねる。
9月中旬、西山三郎、劇作家若林一郎、前進座「越前紙漉唄」ヒロイン田中世津子を伴い、再び小国町訪問。
11月、前進座劇場「越前紙漉歌」観劇に小国から大久保重嗣、高橋実上京。前進座劇場にて若林一郎、西山三郎、竹下玲子と会う。
12月、若林一郎、山野田の空家購入。
1984(昭和59)
2月、若林一郎、「小国芸術村」私案を小国町役場へ送る。この地を「小国芸術村」と命名。
春、西山三郎、山野田の空家を購入。以後、次々と東京の人達によって空家が購入される。
1985(昭和60)
8月、山野田の若林家で、「芸術文化人との交流の集い」開催。地元から大久保重嗣、高橋 実、東京から西山三郎、若林一郎、小森安雄、出席。竹下玲子瞽女唄を披露する。
1986(昭和61)
4月、日本民話の会が小国で日本民話学校を開くため、作家の松谷みよ子ら実行委員7人来町。地元から役場の大久保と共に山崎正治、永見恒太、高橋 実が応対。
7月、日本民話学校。全国から百人が小国に集まる。松谷みよ子講演会。
11月、東京青山円形劇場にて、「小国芸術村」第1作、芸術村企画室制作、若林一郎作品「風の歌コタンの歌」が上演される。
12月「小国芸術村」企画室本多友子来町長期滞在。本田さん歓迎友の会民話学校地元側反省会。これが「小国芸術村」友の会発足の母体となった。この年、小国町、国土庁全国アメニティコンクールにて優良賞受賞。
1987(昭和62)
3月「小国芸術村」現地友の会設立総会。若林一郎講演会。民話と町おこし座談会、就業改善センターにて開催。
4月、第1回総会。会員80名。東京を中心の友の会会員12名。総会会場にて右手和子紙芝居、竹下玲子瞽女唄公演。
5月「小国芸術村」主催「小国芸術村フェスティバル」とんとむかし花むかし、紙芝居の演じ方、和紙人形の作り方、紙の造形展、瞽女唄を聞く会などの催し。メーン会場、小国町就改センター。多くの人達で賑わう。
6月、民話の会87年夏号「特集越後小国の昔話。民話と村おこし」発行。
7月「小国芸術村」第1回作品「風の歌コタンの歌」小国農環センターにて上演。昼間小中学生鑑賞。夜一般観劇。終了後、出演者との交流会。
12月「小国芸術村」現地友の会、機関誌発行計画検討に入る。
1988(昭和63)
1月「小国芸術村」現地友の会機関誌「へんなか」発行趣意書発表。紙漉き座談会ふじのやにて。日本民話の会小国訪問。地元交流会。昔話を聞く会開催。
4月、第2回総会。太郎丸村芝居30年振り復活。若林一郎脚本「小国義民伝」上演。『へんなか』第1号「特集 小国和紙」発行2000部印刷。出版記念会。
5月、小国町主催「小国芸術村」オープニングフェスティバル「五月の風」山野田にて開催。友の会主催「小国のとんと昔」開催。
6月、山野田にて「小国芸術村」会員・役場企画課、友の会3者の懇談会。猿橋中沢誠三郎宅にて「瞽女唄と瞽女宿座談会」開催。
8月、渋海川シンポジウム開催参加者58名。『へんなか』第2号「特集 瞽女の旅」発行。山崎会長胃の手術のため入院。新潟日報中越版「模索する小国芸術村」5回に渡って連載。
12月、新潟日報「話題88」に『へんなか』が取り上げられる。
1989(平成元)
1月「高校生と村の文化を語る」座談会開催。翌日年号平成となる。若林一郎出席。
2月、童唄・雪遊びを聞く会開催。『へんなか』第3 号「特集 渋海川」発行。2月、巫女爺座談会。18名出席。
4月、第3回総会。太郎丸村芝居「梨木観世音由来」上演。
5月、前進座「さんせう太夫」公演。共催となる。
7月『へんなか』第4 号「特集 操り人形巫女爺」発行。
9月、県民俗学会小国採訪協力。
10月「巫女爺競演」8地区参加。NHK新潟テレビ放映。参加者交流会。相野屋にて。
11月、子供の遊び座談会。
1990(平成2)
1月、親子読書地域文庫19名小国町訪問。「小国のとんと昔を聞く会」開催。
2月『へんなか』第5号「特集 子供の遊び・童唄」発行。
3月、おぐに雪まつり「瞽女唄と昔話の会」主催。昔話座談会開催。
4月、第4回総会。太郎丸村芝居「小国力士伝」上演。若林一郎著「新作村芝居台本集」発行。『へんなか』第2号「特集 瞽女の旅」増補版500部増刷。
7月『へんなか』第6号特集「小国の昔話」発行。
8月、芸団協夏の集い、小国に開催。シンポ「地域の中で芸能を考える」に参加。シンポ「戦後の青年団活動」20名参加。『地方からの発信−「小国芸術村」』発行。越書房。500部。
9月「小国芸術村」現地友の会を発展的解消、「小国芸術村」友の会と称する。東京中心の「小国芸術村」友の会が有名無実になっていたのを現地友の会に吸収する。
1991(平成3)
2月『へんなか』第7号「特集 戦後の青年団活動」発行。大雪により雪まつり「瞽女唄と昔話の会」中止となる。
4月、第5回総会。講演「地域の文化活動」鈴木紘一。長岡に竹下玲子の瞽女唄支援の瞽女唄ネットワーク発足。太郎丸村芝居「ゆきんこ」上演。
5月、有志による八石登山。座談会「八石山はわれらが庭」八王子公民館にて。
7月、群馬中芸公演「うさぎあにいとクマ旦那」優待券発行。
8月『へんなか』第8号特集「八石山」発行。1000部。
10月、シンポジウム「村の自然と文化をつぎの世代にどう伝えるか」8人のパネリストに90人の参加者。
1992(平成4)
2月『へんなか』第9号特集「小国の景観」発行。
4月、第6回総会。講演関谷英一郎「越後松代冬の陣」。太郎丸村芝居は「小国義民伝」再演。「小国芸術村」友の会、新潟県異業種交流センター地域活性化大賞受賞、賞金百万円。
5月「木喰フォーラム in 92」開催。眞福寺にて。6月、受賞パーティ。ふじのやにて。
8月『へんなか』第10号「特集 小国の木喰仏」発行。発行部数800部に減らす。片桐與三九著『小国のくらし今昔』発行。「小国芸術村」友の会取扱い。
10月、賞金百万円を相野原観音堂屋根修理に寄付。
11月座談会「小国の言葉あれこれ」新潟大学大橋勝男教授来町。
1993(平成5)
2月『へんなか』第11号「特集 小国の言葉」発行。
4月、第7回総会ウイリアムAコール講演「私と和紙」太郎丸村芝居「小国力士伝」再演。
5月、座談会「小国の食文化を語る」
8月『へんなか』第12号「特集小国の食文化」発行。第1回親睦旅行、上越方面。
10月、座談会「小国の年中行事を語る」
1994(平成6)
2月『へんなか』第13号「特集 小国の年中行事」発行。
4月、第8回総会。講演星野四郎「知恵と伝統を生かした農村定住化への道」太郎丸村芝居「眞福寺仁王縁起」上演。
5月、座談会「子供達から見た小国のくらし・今昔」。町主催「小国(しょうこく)シンポジウム」参加。「小国芸術村」友の会会館にて。
8月『へんなか』第14号「特集 子供達が見た小国のくらし今昔」発行。峠の道シンポジウム。法末やまびこ荘にて。35名参加。
9月、第2回親睦旅行「岩室に小国氏の後を訪ねて」
1995(平成7)
2月『へんなか』第15号「特集 峠の道」発行。
4月、第9回総会。講演稲川明雄「戊辰戦争の周辺」。太郎丸村芝居「我が家のご先祖」上演。
5月、座談会「小国のかやぶき民家を語る。」
8月『へんなか』第16号「特集 かやぶき民家」発行。シンポ「越後小国氏の系譜」就業改善センターにて。62名参加。
10月、第3回親睦旅行「謙信のふるさと栃尾」
1996(平成8)
2月『へんなか』第17号「特集 越後小国氏の系譜」発行。2月7日より「へんなかに集う人々」新潟日報文化欄に10回にわたって連載。執筆若林一郎、高橋実。
4月、第10回総会。講演渡辺正範「しぶみ渓国をつくりませんか」太郎丸村芝居「続小国義民伝」上演。
5月、藤野英世絵葉書「小国のかやぶき民家」発行。座談会「小国の15年戦争を語る」。
8月『へんなか』第18号「特集 小国の十五年戦争」発行。24日、小川水明講演会。和久利誓一、松田秀明講師。60人出席。
10月6日第4回親睦ツアー。中条町鳥坂城址。24人参加。
1997(平成9)
2月22日「へんなか」第19号「特集 歌人小川水明」発行。62頁500部。1500円。第10回「おぐに雪まつり」「瞽女唄と昔話の会」養楽館にて山崎正治、鈴木百合子出演。
4月、太郎丸村芝居若林脚本「恋の太郎丸」4月23日第11回総会。講演。小林康生「越後和紙の過去現在未来」
5月24日座談会「糸引き工場の思い出を語る」
7月28日へんなか第20号「特集 小国の糸引き工女達」発行。
8月23日小川水明歌碑除幕式。
10月5日第5回親睦ツアー六日町・塩沢方面。10月18日座談会「越後和紙の展望を語る」。
1998(平成10年)
1月18日役員会、「へんなか」第21号で終刊号とすることを決める。
2月21日おぐに雪まつり「瞽女唄と昔話の会」養楽館。2月28日「へんなか」第21号終刊号「特集 越後和紙の現在・未来」発行。
4月27日第12回総会。講演「民俗あれこれ」新潟県民俗学会理事・大竹信雄氏。
8月1日改定「友の会だより」第1号発行。会員89名に減る。
9月1日、町教育委員会と共催にて「小国のかやぶき民家スケッチ展」芸術村会館にて開催。5日に祝賀パ−ティ。芸術村会館にて。
10月10日第6回親睦ツアー十日町大井田城址。
11月1日「友の会だより」第2号発行。
1999(平成11年)
2月2日「友の会だより」第3号発行。2月27日(土)おぐに雪まつり協賛「瞽女唄と昔話の会」就業改善センターにて。
4月17・18日、太郎丸村芝居上演高橋実脚本「ほら貝ほら太郎」4月26日第13回総会。講演「民具の身体尺」日本民具学会会員 池田亨氏。
6月1日「友の会だより」第4号発行。
8月1日「友の会だより」第5号発行。8月10日「松田黄峰・渡辺芝谷師弟展」町民俗資料館にて。町公民館と共催。夜レセプション。8月20日まで109人の入館者。
10月11日第7回親睦ツアー「糸魚川根知谷」16人参加。
2000(平成12年)
2月20日、第12回おぐに雪まつり「瞽女唄と昔話の会」葛の葉会始めて出演。同日、小国芸術村友の会編『榎峠のおおかみ退治』出版。A5版318頁500部。
3月1日「友の会だより」第6号発行。
4月15・16日、太郎丸村芝居高橋実脚本「千石田の長者」。4月17日第14回総会、講演「木喰仏の宝庫新潟県」新潟県木喰会会長・広井忠男氏。
6月1日「友の会だより」第7号発行。6月4日小川水明碑前祭。18人参加。佐野昇平氏水明短歌朗詠。荒木弥彦氏「水明と西行」講演。6月24日「語り継ぐ小国の昔話」農環センターにて出演永見恒太、山崎正治、鈴木百合子、高橋実。出席20人。
10月1日、山野田芸術村まつり協賛「小国の昔語り」芸術村会館。松田薫、山崎正治出演20名参加。10月15日第8回親睦ツアー只見線を訪ねて。15人参加。
2001(平成13)
2月18日、第13回おぐに雪まつり「瞽女唄と昔話の会」葛の葉会、昔話:山崎正治、鈴木百合子、松田薫、大掛きみこ、中川ナツコ出演。100名参加。
3月19日拡大役員会、「小国文化フォーラム」発足について。
4月16日第15回「小国芸術村」友の会解散総会。芸術村友の会解散を宣言。

(編集:高橋 実)

 

「小国芸術村」友の会は、次のように形態を変えて受け継がれていきます。

小国文化フォーラム発会のことば
 豊かな小国平野の西に八石の山並が連なり、東に時水城址を主峰の関田山脈が続き、その中心を渋海川が貫流する。小国の文化はこの自然の中で育まれた。関田山脈から延びる段丘には縄文遺跡が発掘され、さまざまな中世の山城跡を残す。その小国が大きく変わっている。昭和三十二年町制を敷いて以来、生活の基盤だった農業人口が減り続け、過疎化、少子高齢化の波が急速に押し寄せてきた。町村合併問題も出ている。
 十五年前この地に芸術文化の拠点を作ろうとして、芸術村運動に村が燃えたが、その情熱も冷め、文化活動から若い人の姿が消えてしまった。今、二十一世紀の幕開けとともに、多くの人たちの参加した新しい会の発足をめざしたい。
 この地に住み継ぐ私達には、この地の文化を支え、次の世代に引き渡す義務がある。若い文化の担い手は一向育ってくれないが、私達はあきらめずに小国の文化的環境を整えて新しい決意で文化の拠点作りを目指さなければならない。古い文化の良さを見いだし、次の世代に確実に伝承する役割を担ってここに新しい会を設立する。(入会勧誘パンフレットより)

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