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木喰愛染明王像新発見 | 全国木喰研究会

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木喰愛染明王像新発見/全国木喰研究会

■ 南魚沼で木喰愛染明王像新発見!

南魚沼市の木喰仏展に5400人の入館者

 10月5日から新潟県南魚沼市池田美術館で開催された「南魚沼市の木喰―癒しのほほえみ」が11月5日に閉展した。この展覧会の参加者は5400人に上った。遠く滋賀県、福井県、東京、千葉など県外からの参加者も多かった。
 参加者の感想の中には「普段は個人で訪ねないと拝観できない仏像を一度に拝観することが出来とてもよかった。今まで知らなかった墨書き、赤外線を使った解明など意義深かった。パネルデスカッションの企画も大変よかった」「大変見応えのある仏像を数多く展示されご苦労があったと思います。地域の宝を再確認すると共に、心が癒されました。今後もこのような展示を来しています」といったものがあった。また背銘の文字の再発見、未公開仏像の発見など多くの収穫があった。実行委員のみなさんのご苦労にお礼を申し上げたい。

南魚沼で新発見の木喰愛染明王

木喰愛染明王像

木喰愛染明王像

 南魚沼市の池田美術館で開催中「南魚魚沼の木喰展」後半で新しい木喰仏が見つかった。
南魚沼市大和地区個人蔵で高さ45センチ。

背銘は次のようになっている。
「日本千タイノ内 天下和順 天一自在法門
   愛染明王
  日月清明 木喰五行菩薩 八十八才
  文化二年閏八月十九日   花押」


所有の経緯
 本家より分家の際に譲り受けた。昭和28年煤の汚れ落としのため洗い、背面の墨書がよく読めず、県立歴史博物館で赤外線撮影により解読する。所蔵者名は非公開。
 11月24日より12月11日まで池田美術館2階展示室に公開中。


丸山太一「木喰上人巡錫地控」によれば
 文化2年7月7日 大和町名木沢 薬師堂 薬師如来像
 文化2年8月23日 大和町田崎 地蔵堂  弘法大師像
とあり、この2つの仏像彫刻の間に刻まれた神仏像と思われる。


「木喰研究会ニュース」平成24年11月27日より

 
■木喰仏の本のご紹介