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長岡新聞コラム「悠久録」目次

悠久録column

長岡新聞コラム「悠久録」目次

 「長岡新聞」は、長岡の企業・経済の動きから街の身近な話題まで、“ながおか”の身近な情報を伝える新聞です。
 長岡新聞の一面コラム「悠久録」に、平成28年11月から共同執筆しています。ペンネーム「ひこぜん」は我が家の屋号です。


 目 次

十五夜

十五夜は旧暦8月15日で「仲秋の名月」と呼ばれている。旧暦の8月15日であるからいつもこの日が満月というわけではない。…

竹之高地そばまつり

長岡市の蓬平温泉からさらに奥の竹之高地のそばまつりに行ってきた。ここは教員生活を途中で辞めて紙漉きに専念した原刀利松さん(故人)の故郷である。…

浜松に木喰展を見る

静岡県の浜松市で開かれている「遠江の木喰展」(12月4日まで)を見に出かけた。日比野秀雄氏の講演「木喰上人の信仰と美術」と題する講演も聞いた。…

長岡民話百物語を終えて

10月24日・25日とアオーレ長岡での、「第11回長岡民話百物語」が終わった。百物語とは昔からある日本の怪談会で、…

門付け芸としての瞽女唄

11月20日新潟県立歴史博物館で「越後・佐渡の門付け芸」の催しがあり、午前・午後を合わせて450席が満席となった。…

柏崎あったか昔ばなし

柏崎産業文化会館で行われた「かしわざき語り部の会」主催の「第20回あったか昔話」を聞きに行ってきた。…

方言による誤解

「仕事がはかがゆかなくて」と愚痴られた人に、相手が「そんなことしねばいいこて」と答えが返ってきた。…

年齢の数え方

新しい年が明けて1月14日から16日まで小正月と呼び、大晦日や元旦行事より、もっと多彩な行事が続く。天井の水木の餅花飾り、14日の鳥追い、塞ノ神、…

小正月行事

新しい年が明けて1月14日から16日まで小正月、旧正月と呼び、大晦日や元旦行事より、もっと多彩な行事が続く。…

節分

2月3日は節分の豆まき行事が行われる。この日「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまく。その豆もこのごろはピーナッツを…

涅槃会

涅槃会(ねはんえ)とはお釈迦様の亡くなった2月15日を指す。今は一か月遅れの3月15日にする寺が多い。この日には…

囲炉裏

昔話の語りの舞台にいろりの道具を置く。下から照らす赤色の光と風を送り、ビニールを風でひらひらと動かすと囲炉裏の火が燃えているように見え、…

雪まつり

2月に入ると各地で雪まつりが開かれる。有名なのは札幌雪祭りと十日町雪まつりである。そのルーツは十日町雪まつりと言われている。…

降る雪・積もる雪

津軽には七つの雪が降ると新沼謙治は歌う。こな雪・つぶ雪・わた雪・ざらめ雪・みず雪・かた雪・こおり雪。…

卒業式

卒業歌又一堂に会すなし

誰の作った句か作者名は忘れてしまったが、不思議にこの俳句だけは忘れられない。…

凍みわたり

宮沢賢治の童話に「雪渡り」というのがある。「堅雪かんこ、凍しみ雪しんこ」と四郎とかん子とは小さな雪沓をはいてキックキックキック、…

名前の付け方

4月は入学式のシーズンである。親が付けてくれた名前の名札を胸に小学校へ入学する。最近はきらきらネームというように、…

春木山

雪が解けると山での最初の農作業が春木山と呼ばれる薪作りの作業だった。薪を小国ではボヨと呼び、そのボヨキリが初めだった。…

タニウツギ

田植えの頃になると山道の道路脇の崖などにピンク色の花が一斉に咲く。枝は赤みを帯び、新緑の中で枝もたわわ咲くピンクの花はひときわ映える。…

田植え

田植えの季節になった。今は田植え機の上に人が乗ってたちまち終わってしまう。六条植え抔など一度の六列も同時に植えてゆく。…

田中優子総長来岡

五月十三日 長岡のホテルで法政大学総長田中優子氏の講演があった。田中総長はご存知の江戸文化研究家、日曜日の朝の情報番組のコメンテーターとして知られた方。…

稻虫送り

虫オクリは日本の伝統行事のひとつ。農作物の害虫を駆逐し、その年の豊作を祈願する目的で行われる。小国ではイナムシオクリと呼ぶ。…

高齢運転から

連日のように新聞紙上で高齢者の交通事故が報道される。この4月から規則が改正され、75歳以上の高齢者には、…

昔話と古いことば

昔話である。「ムカシ、魚屋と篩(ふるい)屋は村の中を商売して歩いた」と。先頭に魚屋が立ち、「サカナ・サカナ」といって歩く。その後を篩屋が…

良寛会記念講演を聞く

6月4日全国良寛会長岡大会の記念講演がアオーレ長岡であった。妻と二人で聞きに行った。講師は京都龍寶寺住職中野東禅師で、…

良寛と貞心尼

和島地域に「良寛の里美術館」を訪ねた。島崎は良寛と貞心尼の出会いの場所である。貞心尼が良寛の住んでいた木村家の庵室を訪ねたのは良寛70歳のとき。このとき貞心尼は30歳だった。…

新潟地震

6月16日は新潟地震から53年目にあたるという。テレビの報道を見て53年前のことがよみがえってきた。ちょうど教員になって2年目、その日…

水浴(あぶ)り

7月も下旬になると学校は夏休みに入り、各地のプールは子どもたちの声でにぎやかになる。筆者の子どもの頃はプールなどあるはずがない。…

木喰仏ツアー

さる6月25日26日と小千谷で全国木喰研究会主催の「小千谷・魚沼木喰仏ツアー」が開催され、奈良・岐阜・名古屋など全国から26人が小千谷に集まった。…

松田黄峰展

江戸時代中期安永2年(1772)、小国町法坂に生まれた文人画家松田黄峰の回顧展が10月15日、小国町法坂公民館で開催される。…

お墓事情

八月はお盆のお墓参りでお墓をじっくり見る機会でもある。お墓は集落で固まって高台にまとめて建てられている。…

収穫の秋

いよいよ収穫の秋を迎えた。わが家も昭和62年まで30アールほどの田んぼを作っていた。稲刈りはすべて手作業である。…

もちひとまつり

8月20日に「もちひとまつり・おぐに大花火大会」が終った。ことしで16回目の小国最大の祭りである。…

運定めの話

十月は旧暦で「神無月」神様が出雲の国に出かけて留守になる月と言われる。出雲神社以外の各神社では、神様がいなくなってしまう。…

越後一席の会落語

この地でなかなか生の落語を聞ける機会は少ないが、「越後一席の会」の児玉隆さんに声を掛けられて妻と二人で出かけた。…

八石山に登る

八石山(はちこくさん)は小国のシンボルである。主峰の男八石は標高518メートル、それに続く女八石は513メートル、旧刈羽郡の中でも…

山口権三郎を語る

長岡の住人は小国の豪農山口権三郎をどれだけの人が知っているであろうか。互尊文庫の名付け親である野本互尊であれば知っている人も多かろう。その互尊の兄が権三郎である。…

雪の季節を迎えて

いよいよ雪の季節になった。今年の雪の量はどれだけか。巷で話題になる。雪国の育ちであれば、初雪と根雪の違いなど説明が要らないであろうが、初雪は…

干支の話

いよいよ今年も残り少なくなった。年賀状の準備に追われる毎日であろう。来年は戌(いぬ)年、年賀状には様々な犬の絵が描かれるはずだ。…

巫女爺操り人形

県立歴史博物館で伝統芸能上演会「巫女爺人形操りと瞽女唄」の催しがあった。150名入る会場は満席で盛況に驚いた。…

映画「風の波紋」

暮れになって大雪注意報がでて、どっさり雪が降った。その雪の降る前にアオーレで「小国フェスタ」のイベントがあり、参加した。…

俳句「初日記」

新しい年が明けた。新年にあたり、新しい日記帳で書き始めた人もいるだろう。今年も新しい日記帳を買った。といってもA4判大学ノートである。…

堀口大學展をみる

美術館でなぜ「堀口大學」か、と思いつつ足を運んだが、展覧会をみて納得した。大学は文学のみならず、本の装丁、デッサン、そして焼きものにも並々ならぬこだわりを持っていた詩人だったのだ。…

特定失踪者中村三奈子さん

長岡の特定失踪者中村三奈子さんも拉致の疑いが濃い。三奈子さんは、平成十年四月六日(月)突然家を出たまま行方知れずとなった。…

扇辰の落語を聞く

瞽女山本ゴイの菩提寺寺として知られる草生津町の唯敬寺で扇辰の落語を聞いた。毎年新年恒例の行事となり、今年で21回目ということであった。…

囲炉裏で語る昔話

昔話は囲炉裏の周りで語られた。昔話と囲炉裏は切り離せないものだった。いまでも舞台で語る昔話には囲炉裏が舞台にセットされる。…

人を動かす

デール・カーネギー著『人を動かす』という著書に人を説得する12原則として「議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける・相手の意見に敬意を払い…

雪の日の車運転

新年あけてから大雪が続いている。二月五日は一日中雪がやむことなく、二時間ほど止めた車の屋根に20センチほども雪が積もってしまった。…

新しい除雪具

連日続く雪でどこもかしこも雪の始末に追われている。このとき欠かせないのが除雪用具である。「北越雪譜」の江戸時代では堅木で作ったコスキ(木鋤)のみであった。…

団子撒き

3月15日にはお寺で団子撒きがある。小学校のころ昼休みに近くの曹洞宗真福寺に団子拾いにいった。「団子撒き」とは「涅槃会」の事である。…

雪語り

3月24・25日に「おぐに雪まつり」が実施された。先週まで降っていた雪もやみ、絶好の祭り日和であった。…

住民フリガナ

「米山」という姓を書いた字なら「ヨネヤマ」とフリガナをつけるだろう。ところが小国では「コメヤマ」と読むのである。同じように「五十嵐」が「イガラシ」か「イカラシ」か…

人事異動

長年勤めて定年退職する人、入社してこれから新しい仕事に就く人、家族と離れて単身赴任する人、あるいは…

観光は地域振興の切り札

観光とは地域の宝を見ることだという。その宝でいかに人を呼び込めるか。かつて与板支所時代、「天地人」ブームで人を呼び込む絶好のチャンスだったのに、トイレがない…

新一年生みんないいこ読本

母から入学前にカタカナ文字を習ったのに、入ってみるとひらがなから先に習った。そして初めて手にした教科書が「みんないいこ」読本と呼ばれるものだった。…

通常+異常が正常

通常と異常があってこそ正常と言えるのだという。たしかに現代人は通常という枠をあまりにも狭めてしまったのではなかろうか。小林さんは別の所でも言っている…

山菜取りにて

4月下旬、妻と山菜採りに出かけた。場所は小国から小千谷市吉谷に抜ける楢沢の山で、頂上は小国沢城址である。かつてこの地に我が家の田んぼがあった。…

三味線石由来

伝説では昔2人の瞽女さんが吹雪の中で宿を探していた。たまたま立派な家の前にきたので、宿を頼んだ。ところがそこは、村人が鬼の理兵衛と噂する非道な金持ちの家だった。…

唱歌「夏は来ぬ」

田植えもすっかり終わり、水を湛えた田んぼに稚苗が風に揺れる季節となった。水面には周りの緑の山々が映って、今が一番美しい田園風景である。ここであのよく知られた『夏は来ぬ』の歌が思い出される。…

用水と道普請

田植えが終わると、集落の用水泥上げと作業道の整備がある。道普請と呼んでいる。道普請とは、都会の人達にはなじみにくい言葉だろうが、田舎の様々な共同作業の一つ。…

季語「万緑」

野も山もどこもかしこも緑一色である。この中で思い浮かぶ句が中村草田男(なかむら くさたお)の「万緑の中や吾子の歯生えそむる」の句である。どんな歳時記もこの句を落とすわけにはいかない。…

躰を動かすことは脳を動かすこと

死ぬまで自分の体を動かして元気にいたいという願望はだれにもある。介護予防体操が盛んである。この度、健康運動指導士小島伸子先生を講師に話を聞く機会があった。…

人とのコミュニケーション不足

またまた悲惨な殺人があった。富山で交番をおそい、警官を射殺し、盗んだ拳銃で学校に向い、建設会社の警備員を射殺したというのである。殺す相手はだれでもよかったという…

「万引き家族」を見る

のっけから店で万引きする場面が出てきて驚いた。都会の最低辺に住む家族は収入が少なく、老婆の年金や店の万引きからの収入で暮らしを立てているという…

柿渋

柿渋という言葉を知っている人も少なくなった。柿に甘柿と渋柿がある事は知っているだろう昔話「猿蟹合戦」で猿が木に登って下にいる蟹に向かって投げつける柿は渋柿だったに違いない。…

百寿者から学ぶ健康長寿

9月2日長岡リリックホールで慶應義塾大学医学部百寿総合センター専任講師新井康通氏の講演「百寿者から学ぶ健康長寿の秘訣」があった。日本の百寿者は…

きのまた歳

越後の昔話の中に「きのまた歳」という話がある。60歳になると木の股に挟んで捨てられる話しである。信濃では「姨捨」といい、地名にもなっている。…

自然災害の多発

9月も明日で終わり、今年も3分の2が過ぎる。それにしても今年は日本列島を相次いで自然災害が襲った。…

苧引型兜城と牧野家

初日には17代当主牧野忠昌氏から牧野家に伝わるお話があり、その後、高野フミさんが「苧引き型兜城と城内稲荷」を語って興味深かった。…

人形浄瑠璃「猿八座」公演

9月30日柏崎市高柳岡野町にて人形浄瑠璃「猿八座」公演があった。猿八座は佐渡を中心にして活動している団体である。…

「ねまる」という方言

「ねらそんげのどこへねまってばっかいねえで、ちったうごけや」。先日の民話の会の例会で、この中の「ねまる」という方言が話題になった。…

里の秋

それにしても、この歌に出てくる父さんはどこに行ったのであろう。実は三番の元歌は「きれいなきれいな/椰子の島/しっかり護って下さいと/ああ父さんのご武運を/今夜も一人で祈ります」で、お父さんは南方戦線へ行っていると分かる。…

仏教界の母性となった越後

越後・佐渡はその昔親鸞や日蓮といった仏教界の指導者の流刑の地であった。しかし、そういう人たちがこの越後の地で、その宗教性を深めることになった。…

認知症の世界

認知症と物忘れの違いはタンスに例えられる。認知症というのは、記憶のタンスが壊れて開けられない状態。物忘れはタンスの引き出しが引っかかって開けにくい状態の事をいう。開けられれば思い出す。…

秋保温泉の旅へ

県境の山々はすっかり紅葉し、燃えるような赤で染まっていた。11月初め仲間と仙台郊外の秋保温泉(あきうおんせん)に行ってきた。…

「語り」を聞き金沢へ出かける

語る人は荒木明日子さん、寺の坊守というスラリとした美人だった。グラフィックデザイナーでイラストレーター。子育て中に「昔話の語り」活動を始めたという。…

企画展「雪之図」を見る

山と積んだ雪の塊を二人で、畚(もっこ)で担いでいる。巨大な材木を大型のソリに載せて、雪原を運んでいる。こんな生き生きした雪の中の暮らしを描写した絵が展示されている。…


※「悠久録」は長岡新聞の一面コラムです。

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