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田中優子総長来岡 | 悠久録(長岡新聞コラム)

悠久録column

田中優子総長来岡

 五月十三日 長岡のホテルで法政大学総長田中優子氏の講演があった。田中総長はご存知の江戸文化研究家、日曜日の朝の情報番組のコメンテーターとして知られた方。
 かつて某紙書評欄で祖父田中清松が上小国村出身と強調されていた。そのルーツ上小国村のどこかあちこち聞いてみたが知っている人はいなかった。
 講演前に小国を訪問したいという意向で長岡観光コンベンション協会金垣氏の連絡で総長の小国へのこだわりが並々ならぬことを知る。何分にも情報が乏しく、隔靴掻痒の感があった。真っ先に見学したのは、山口邸資料館。ここは小国出身で石油王・鉄道王・そして新潟県議会二代目議長山口権三郎の記念館。田中姓が多いのは小国町森光、氏の祖父はこの集落出身か。昼食の蕎麦をいただいて、氏と別れる。
 筆者は別の車で講演会場へ向かう。二百人も入るという講演会場はぎっしりと参加者で埋まっていた。演題は「グローバリー精神と江戸時代」、講演の初めは、祖父の出身地小国の話から始まった。今日訪ねてみて、小国は自然の美しいところだったと強調される。本題に移り、江戸期は時代を先取りしたグローバリゼーションの時代だったと話された。
 その後懇親会に。田中総長のルーツがどこか知りたいが残念ながらわからない。ところが意外なことからこの謎が解けた。参加者の森光出身の田中波江さんから、総長の祖父清松の生家は屋号「とみぞう」と言って子どもの頃父益平の遊び仲間だったと聞いてびっくりする。帰りの車はこの話題でいっぱい。(ひこぜん)


※「悠久録」は長岡新聞の一面コラムです。

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