本文へスキップ

笹山縄文遺跡 | 悠久録(長岡新聞コラム)

悠久録column

笹山縄文遺跡

 十日町市中条の笹山遺跡で開かれた「笹山じょうもん市」を見に行った。この祭りは毎年一回開催され、この日も駐車場には車でいっぱいだった。この遺跡は火焔土器と呼ばれて、長岡関原の馬高遺跡がよく知られているが、この土器を来年東京オリンピックの聖火台にという働きかけが話題になっている。
 復元された火焔型土器の数は信濃川流域の同種の遺跡の中ではここが最も多いといわれている。ネットでは、出土品のうち、縄文時代の土器・土製品・石器・石製品など928点は1992年(平成4年)6月22日付で一括して国の重要文化財に指定され、1999年(平成11年)6月7日付で国宝に指定されたとある。
 会場はすぐ隣に陸上競技場・野球場があり、これを整地する時に発見された遺跡群ということだった。まだ発掘の途中だという事だった
 1時過ぎより地元ガイドの説明があった。広場には縄文時代の復元竪穴住居二棟を設置し、自由に見学できるようになっていた。まず復元された竪穴住居を見学。中央に炉が設置されていて、周りに櫛に挿した鮎が焙られていた。梁や柱は栗の木が使われていた。工具が石斧しかなく、加工しやすいためという。入り口は下座で、奥まったところが上座、ここは一家の主人の座で、祭壇を背に座る場所とか。中央の炉の脇にもう一つ小さな炉があるが、この炉は使用目的が不明という事だった
 次に併設されている笹山縄文館を見学する。ここはイベントや交流等の場として利用できるという。棚には出土した火焔土器、王冠型をはじめとする深鉢形土器などが展示されていた(ひこぜん)


※「悠久録」は長岡新聞の一面コラムです。

 > 笹山縄文遺跡 >