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おぐにかかしまつり | 悠久録(長岡新聞コラム)

悠久録column

おぐにかかしまつり

 「もちひとまつり かかしまつり おぐにの夏は盛大だ」これは長岡市のカルタであるが、おぐのかかしまつりは小国を代表する祭りに成長した。「緑の広がる里山小国にはかかしがよく似合う」をスローガンとする。今年も8月8日から「おぐにせせらぎ公園」をメーン会場に始まった。お盆を中心の祭りでお盆の帰省客もやってきて、大勢の見学者が訪れる。
 ことしは始まって10年の節目の年にあたる。12年前小国町楢沢の婦人たちが集落の公園でささやかに初めた催しであった。それが観光協会発足の年、小国全体のイベントにしようと提案され、始まったまつりである。初めは森林公園駐車場を会場にしていたが、ちょうど延命寺ヶ原の大規模な圃場整備が始まったのを機会に現在地に移動した。この場所は国道沿いで通る車からも目立ち、大勢の人が立ち寄って見学する。
 夜など近くを通ると大勢の人が集まっているとギョッとするという人もいる。草取りしているおばあさんかかしに声を掛けたらかかしだったという笑えない声も聴く。
 小国だけでなく、各地でかかしを立てているところがあり、栃尾地区や旧中之口村に見学に行ったこともある。それだけでなく、山形県上山温泉の「全国かかしまつり」にバスを仕立てて大勢で見学に行き、地元の人と交流したこともある。
 かかしには今世間で話題の人物が登場する。去年はトランプ大統領かかしが出たり、将棋の藤井総太かかしも出品された。「山田の中の一本足のかかし」のイメージから今田んぼの中のアートといったかかしとなった。(ひこぜん)


※「悠久録」は長岡新聞の一面コラムです。

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