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SNSという情報発信 | 悠久録(長岡新聞コラム)

悠久録column

SNSという情報発信

 大阪市の小学6年女児誘拐事件で、伊藤仁士容疑者(35)が、逮捕前の調べに「会員制交流サイト(SNS)で助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」との趣旨の説明をしていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
 そもそもSNSという情報交換手段とは何だろう。SNSとは、インターネットを介して人間関係を構築できるスマホ・パソコン用のWebサービスの総称。古くはブログや電子掲示板でもそうした機能の一部は実現できていたが、SNSでは特に「情報の発信・共有・拡散」といった機能に重きを置いているのが特徴。また、SNSはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、ソーシャル(社会的な)ネットワーキング(繋がり)を提供するサービス、という意味になるという。
 大阪の誘拐事件も小6年生の被害者と犯人とはこのSNSで知り合っていた。
 一昔前では考えられない事であった。不特定多数の中でこの人をインターネット上で交流し、それが犯罪に結びついた。インターネットという容易な情報発信手段がこの犯罪を招いた。
 たしかに文明が進歩することは人類にとって素晴らしいことで、一瞬にして世界に向かって情報を発信することが出来る。しかし、それは相手が犯罪をもくろむために取る手段でもある。危険な裏面を併せ持っていることを知らなければならない。最新情報は両刃の剣。(ひこぜん)


※「悠久録」は長岡新聞の一面コラムです。

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